今回は数ある動画編集アプリの中でも無料でテロップ（文字）を追加できるソフトをご紹介します。まどろっこしい事は抜きにして早速本題に入りましょう！
１選目 Vont
正直何と発音すれば良いかわからないですが、恐らく『ヴォント』と発音するのでしょうか？とりあえずまず第１選目はこのアプリをご紹介しましょう。
早速操作手順をご紹介しましょうか。
操作手順
1.動画をアプリに取り込んだら、動画画面のどこでもいいので指でタップ。そうすると『文字を追加』の表示が出ます。
2.画面に表示された『文字を追加』を指でタップすると以下画像のウィンドウに切り替わります。あとは好きな文字を入力することが出来ます。絵文字も反映されます。
3.入力する文字を決定すると以下画像の様に動画画面内に反映されます。追加された文字は指で好きな位置に動かす事が出来ます。
4.追加した文字をタップすると各種設定が調整出来ます。以下画像はサイズ調整を選択した場合です。
5.続いて追加したテロップの表示時間を設定します。上画像の右下にある時間表示部分をタップすると調整出来ます。テロップの開始時間と終了時間を以下の画像の様に調整出来ます。
6.一番左側の３桁の数字は時間、真ん中の２桁の数字は分、右の２桁の数字は秒を示します。リール状に上下にスワイプすると調整出来ます。テロップを追加した部分は以下画像の様にクリップ上に赤枠で表示されます。表示時間を設定すると設定した時間内だけに赤枠が表示される様になります。
以上の様にVontを使用したテロップの追加方法は超簡単です。最初は中々とっつきにくいかもしれませんが、まずは実際に手にしてみて四苦八苦してみて下さい！案外簡単ですよ！
動画をご覧になりたい方は以下ユーチューブ動画をどうぞ！
因みに今回紹介するのは動画アプリですが、同じ会社から提供されている『Phonto』（フォント）という画像編集アプリも存在します。
もしも気になっている人がいましたらそちらも合わせて使ってみて下さい。直感で簡単に自分の思い通りに操作出来るので、本格的ではなくてもちょっとした装飾には使えると私は思います。是非お試しあれ！
２選目 Vrew
続いて『Vrew』・・・。申し訳ない！読み方がわからないです。おそらく『ヴゥリュウ』と読むんだと思います。気になる方は自分で調べて下さい。
このアプリも無料なのですが、驚くべきことに動画の音声を自動でAI（エーアイ）が認識して、動画上に勝手にテロップを載せてくれる優れものです。
時短で文字を入れたい方には最適かもしれませんね。
それより何よりテロップの入れ方に行ってみましょうか。
操作手順
1.アプリを起動したら『新しいプロジェクト』をタップします。
2.あなたのスマホの中に入っている動画から編集したい動画を選択します。
3.選択した動画は以下画像の様にサムネイルが青く表示されサムネイル内に数字が表示されます。これは複数の動画を選択した場合に選択した順番が分かりやすい様に表示されるものです。今回は一つしか選択しませんのであまり気にせずに次に進みましょう。
4.このソフトはAIが自動で動画の音声を分析してテロップを表示させます。数カ国語に対応しています。今回は日本語を選択しましょう。
5.認識言語を選択するとすぐにAIによって動画内の音声を分析します。完了するまでしばらく待ちましょう。
6.しかし、AIだからと言って完璧に音声を認識してくれない時もあります。以下画像の様に本来は『はいどうもトリギスです』と発音しているのですが、『i-motoリリースです』と誤って分析しています。AIは日々学習しています。この間違いも何れは正しく認識してくれると思います。どんまい！
7.下にスクロースすると動画内の音声分析結果がズラーっと並んでいます。確認してみると先程の間違い以外は正しく認識していました。案外精度は高い方かもしれません。
8.そういえば先程の間違って認識してしまった部分なんですが、手入力で修正することが出来ます。間違った認識の場合もありますが、全ての音声を手入力でテロップ追加するよりは楽ちんですよね。間違った部分だけ修正すればいいんですから。
9.間違った部分は以下画像の通り簡単に修正出来ます。
如何でしたでしょうか？動画にテロップを手作業で一つ一つ地道に入れていくよりとても簡単なアプリですよね。面倒臭がり屋さんにはとっても便利なアプリです。気になった方は是非使ってみて下さいね！
動画を確認されたい方は以下ユーチューブ動画をご確認くださいね！
動画にもありますが、完璧に認識出来ているわけではないようです。一部私の名前を誤認識していました。特段私は滑舌が悪いわけではないのですが・・・。
でもですね、このアプリは誤認識しても後で簡単に間違っている部分は修正が出来ます。ここがいいところかもしれませんね。
間違って認識してしまったから、撮り直しなんてことも特にする必要がないのがいいところかもしれません。ただし、強いて言うなら発音とテロップの出るタイミングがズレていますね。
テロップが先に出て音声が後みたいな感じです。まぁこの辺りは要改善点ですね。AIなので学習してくれることでしょう。因みにこの動画を撮影したのは2021年5月となります。
それ以降でひょっとしたら改善されているかもしれませんので、自分で確認してみて下さいね。
３選目 iMovie
続いてiPhoneでは有名な『iMovie』をご紹介です。Apple Storeで簡単に検索してダウンロード出来ます！
操作手順
1.アプリを開いたら『プロジェクトを作成』をタップして下さい。
2.今回は『ムービー』を選択します。
3.画面の上半分に選択した動画、下に動画のタイムラインが表示されます。タイムラインには今動画のどの部分を再生しているかを示すための白い縦棒があります。
4.タイムラインのクリップ（動画素材）をタップするとクリップ全体の枠が黄色くなります。それと共にクリップの下に操作アイテムが表示されます。この中のアルファベットの『T』をタップします。
5.上部動画内に『タイトルを入力』が表示されます。それと同時にクリップ下のマスの中にテロップのモーション名が表示される様になります。マスの中の文字内容にあったモーションが確認出来ますので、あなたのお気に入りのモーションを選択すると動画内にそのモーションを伴ったテロップが追加出来ます。
6.『タイトルを入力』の部分をタップすると以下画像の様に黒い吹き出しの中に『編集』と『削除』が表示されます。このうち『編集』をタップします。
7.クリップが表示されたエリアにキーボードが表示されるので、あとは自分の表示させたい文字を入力します。
8.文字を入力したら入力した文字を直接引き摺り回すと、動画の好きな位置に文字を移動させることが出来ます。
如何でしょうか？テロップを入れるだけでなく、入力した文字にアニメーションを追加することも出来ます。何だか動画編集が楽しくなってきませんか？
動画で簡単に確認したい方はこちらからどうぞ！
４選目 FilmoraGo
操作手順
1.アプリを起動したら『新しいプロジェクト』をタップします。
2.あなたのスマホに入っている動画の中から編集したい動画を選びます。そうすると以下画像の様に上にプレビュー画面、下にタイムライン上に選択した動画のクリップが入ります。画面の一番下にある『テキスト』をタップします。
3.さらに画面の一番下の『追加』をタップして下さい。
4.キーボードが出てきたら追加したい文字を入力します。
5.入力が終了したら以下画像のチェックマークをタップして入力内容を決定します。
6.入力した文字がプレビュー画面に表示されます。それと同時にタイムライン上に追加した文字のクリップも追加されます。追加した文字の表示時間を調整する際は、以下画像の様にアナウンス通りに操作してみて下さい。簡単に調整出来ます。
7.文字の位置を動かしたい時は、プレビュー画面上の文字を直接指で触れて引きずってみて下さい。簡単に移動することが出来ます。
8.文字の表示時間を伸ばしたい時は、以下画像の様に文字のクリップの右端を指で引きずってみて下さい。簡単に伸ばせます。
9.今度は文字の表示を開始する時間を遅らせる場合は、以下画像の様に文字のクリップの左端を引きずってみて下さい。
10.そのほかにも色んな調整が出来ますので自分でいじってみて下さい。文字入力、調整が終了したら今後は動画を最終的に完成させる必要があります。以下画像の『エクスポート』をタップして下さい。
11.編集した動画を一つの動画にまとめあげてくれるまで待って下さい。
12.これで終了です。終了したら編集した動画を再生出来ます。ただし、今回は無料版なので以下画像の様に右下に強制的にアプリのロゴが入ってしまいます。まぁ無料ですから仕方ないですね。もしもこれを取り除きたい場合は有料版を購入することをお勧めします。
動画でも実演してみました。気になる方はどうぞ！
まとめ
以上で動画編集でテロップを入れられる無料アプリ全4選でした。無料でここまでテロップが入れられるなんて便利ですね。アプリによってそれぞれメリット、デメリットはあります。でも、無料なので我慢するしかないですかね。より快適な環境が欲しい場合は各アプリの有料版のメリットと睨めっこして決めて下さい。
個人的には『Vrew』のAIによる音声認識能力にびっくりですかね。ただ、まだまだ学習中なので精度に関しては今後に期待ってところですかね。あとは文字の地味さを解消できる機能が追加されれば尚良しって感じ？
一口にテロップ（文字入れ）と言っても人それぞれです。あなたの求めているスタイルに合った動画編集アプリを見つけ出して、あなた動画編集がもっと楽しくなることを願っています。それでは今日はこの辺で失礼します！ではでは。
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